英語のショート動画を、英語を話せる人がいない会社が出す方法——4つのやり方
訪日のお客様に向けて英語のショート動画を出したい。でも社内に英語を話せる人がいない——この状態で取れる方法は4つあります。字幕を足す、吹き替える、話せる人を立てる、AIアバターに話させる。手間も費用も向き不向きも違うので、順に比べます。あわせて「字幕だけで足りるのか」も整理します。
目次
訪日客は、月あたり300万人台で推移している
【事実】日本政府観光局(JNTO)の発表によると、2026年8月の訪日外客数は 3,098,900人(前年同月比 9.6%減)でした(2026年9月16日発表)。
月によって増減はありますが、300万人台で推移している規模です。来店前にスマホで店を探す行動は、訪日客でも同じです。日本語しか出していないアカウントは、この層の検索から外れます。
ただし——「訪日客が多いから英語動画を出せば売れる」とは書けません。来店や売上につながるかは、業種・立地・商品で変わります。ここで言えるのは、日本語だけだと届かない相手がいるということまでです。
英語の動画を出す4つの方法
| 方法 | 社内に要る人 | 手間 | 向く内容 | 弱いところ |
|---|---|---|---|---|
| ① 英語字幕を足す | 翻訳できる人(外注可) | 軽い | 手順・価格・場所など情報が主役 | 読む負担がかかる。印象は伝わりにくい |
| ② 吹き替える(合成音声) | 翻訳できる人 | 中 | 解説・紹介 | 声が別人になる。人として覚えてもらいにくい |
| ③ 英語を話せる人を立てる | 話せる人 | 重い | 何でも | 人が辞めると止まる。採用か外注が要る |
| ④ AIアバターで話させる | 不要(翻訳はこちらで) | 軽い | 話が主役の内容 | アバターを作る撮影が最初に1回要る |
① 英語字幕——いちばん軽いが、万能ではない
既にある日本語の動画に、英語の字幕を足すだけです。
ショート動画は音を消して見られることが多いので、字幕はもともと必須です。英語字幕を足すこと自体は、作業としては軽い部類に入ります。
向く内容:営業時間、場所、価格、手順、持ち物。事実が主役のもの。
弱いところ:読む負担です。縦型の画面で日本語と英語を両方出すと、文字が画面を占めて映像が見えなくなります。日本語版と英語版を分けて出すほうが現実的です。
② 吹き替える——声が別人になる
日本語の音声を消して、英語の合成音声を当てる方法です。
内容は確実に伝わります。ただし声が別人になるので、「この人のアカウント」として覚えてもらう効果は落ちます。アカウントを育てたいなら、ここは効きます。
AIのナレーションを使う場合の手順と、不自然に聞こえないための調整は AIナレーションの作り方 にまとめています。
③ 英語を話せる人を立てる——いちばん強いが、いちばん止まる
できるなら、これがいちばん伝わります。 表情と声と言葉がそろうからです。
ただし、その人が辞めたら止まります。 採用するか外注するかになり、動画1本ごとに段取りが要ります。本数を出す形にはなりません。
【意見】「年に数本の大事な動画」なら③、「毎月出し続ける」なら①②④、という分け方が現実的です。
④ AIアバターで話させる——本人の声のまま別の言語に
本人の顔と声から作ったアバターに、英語で話させる方法です。
- 本人の声のまま英語を話す形にできます。②の「別人の声になる」問題が起きません
- 社内に英語を話せる人がいなくても出せます。台本の翻訳はこちらで用意します
- 撮影は最初の1回だけ。以降は言語を変えても撮り直しは要りません
注意:アバターを作るための撮影が最初に1回必要です(正面から話す2分以上の動画と、本人の同意の動画)。できること・できないことは AIアバター動画とは にまとめました。
どの方法でも共通して必要なこと
翻訳は「訳す」だけでは足りない
日本語の台本をそのまま訳すと、長くなります。 同じ秒数に収めるには、内容を削る判断が要ります。
- 日本語で40秒ぶんの内容は、英語にするとたいてい入りません
- 削る順番を先に決める(いちばん伝えたい1つを残し、理由や補足を落とす)
固有名詞の扱いを決める
店名・商品名・地名を、英語表記にするか日本語のまま出すか。検索されたときに一致しないと意味がないので、看板やGoogleマップの表記にそろえるのが安全です。
AIの表示
本物に見える人物をAIで作った映像なら、投稿時の表示が必要です。 なお YouTube は、自分の声を複製したナレーションや吹き替えを「開示が不要な例」として挙げています(YouTube ヘルプ・2026-10-01 確認)。使う方法によって変わるので、投稿先の最新の説明を確認してください。3社の違いは AIで作った動画に「AI」と表示は必要? にまとめています。
まとめ
- 訪日外客数は月 300万人台で推移(2026年8月=3,098,900人・JNTO)。日本語だけだと届かない相手がいます
- 方法は4つ=英語字幕/吹き替え/話せる人を立てる/AIアバター
- 年に数本の大事な動画なら「話せる人」、毎月出し続けるならそれ以外
- AIアバターなら本人の声のまま英語を話せます。撮影は最初の1回だけ
- どの方法でも、翻訳は「訳す」ではなく「削る」。固有名詞は看板やマップの表記にそろえる
- 「出せば売れる」とは言えません。言えるのは、日本語だけだと届かない相手がいるところまでです
当社の アバティファイ では、英語など日本語以外の言語の動画も、ご本人の顔と声で、日本語と同じ料金で制作できます。
この記事についてよくあるご質問
英語の字幕を足すだけでは足りませんか?
内容によります。ショート動画は音を消して見られることが多いので、字幕は日本語の動画でも必須です。ただし英語字幕は「読む」負担がかかるため、手順や価格など情報が主役のものには向き、人の印象や雰囲気を伝えたいものには弱くなります。
AIで吹き替えると、声は別人になりますか?
方法によります。合成音声を当てる方法では別人の声になります。本人の声の特徴から多言語の音声を作る方法なら、本人の声のまま別の言語で話す形にできます。
英語の動画を出すときも、AIの表示は必要ですか?
本物に見える人物をAIで作った映像なら必要です。なお、YouTubeは「自分の声を複製したナレーションや吹き替え」を開示が不要な例として挙げています。使う方法によって変わるので、投稿先の最新の説明を確認してください。
撮影も編集も、まるごと任せませんか?
アバティファイは、メッセージを送るだけでご本人のAIアバターが話すショート動画をお届けします。撮影は最初の1回だけ。台本づくりから編集、広告規制のチェックまで引き受け、ご依頼から5営業日で納品します。
7日間の無料トライアルをご用意しています。動画10本・費用はかかりません。まずは30分のオンライン打合せから。
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