撮影なしでショート動画を出す4つの方法——費用と、それでも消えない工程
「撮影に時間が取れない」という理由でショート動画が止まっているなら、撮らずに作る方法は4つあります。既存素材の編集・スライド+ナレーション・AIアバター・生成動画です。費用も向き不向きもまったく違うので、選び方を間違えると「撮影はなくなったが、別のところで止まる」ことになります。この記事では4つを比べたうえで、どれを選んでも消えない工程がどこにあるかを示します。
目次
撮らずに作る方法は4つ
「撮影なし」とひと言で言っても、中身は4つに分かれます。
| 方法 | 何が要るか | 向く内容 | 費用の目安 |
|---|---|---|---|
| ① 既存素材を編集する | 写真・過去の映像 | 事例、実績、商品の紹介 | 1本1万〜3万円(編集のみ・外注) |
| ② スライド+ナレーション | 情報だけ(素材ゼロでも可) | 制度、比較、考え方 | 1本3万〜8万円(企画〜編集・外注) |
| ③ AIアバター | 本人の顔と声(最初に1回だけ撮影) | 話が主役の内容 | 定額制が中心(本数で変わる) |
| ④ 生成動画(AIで映像そのものを作る) | 指示文 | イメージ映像、抽象的な表現 | ツール月額1,000円台〜3万円程度 |
【事実】①②の金額は、ショート動画制作の相場として複数の制作会社が公開している値です(2026-10-01 確認)。④のツール月額はオールイン株式会社の費用まとめ(2026-08-17 公開)の値です。当社が測ったものではありません。
① 既存素材を編集する——いちばん軽いが、素材が尽きる
手元にある写真や過去の映像を並べて、字幕と音を付ける方法です。
- 向く内容:施術の前後、商品の写真、イベントの様子、実績の紹介
- 向かない内容:素材に写っていないこと。考え方や判断基準は、写真では伝わりません
- 落とし穴:素材が尽きます。 月に10本出すなら、月に10本ぶんの新しい素材が要ります。撮影をなくしたつもりが、「素材を撮る」に名前が変わっただけになりがちです
写真だけで動画にする具体的な手順は、写真だけで動画を作る手順にまとめています。
② スライド+ナレーション——素材ゼロでも作れる
文字と図を並べて、音声を乗せる方法です。素材が1つもなくても成立します。
- 向く内容:制度の解説、比較、手順、考え方
- 向かない内容:人柄や空気を伝えたいもの。画面に人が出ないので、信頼の積み上がり方が遅くなります
- 落とし穴:同じ見た目の動画が並びます。 情報は伝わるのに、アカウントとして覚えてもらえない、という状態になりやすい形です
AIのナレーションで作る場合の手順と、不自然に聞こえないための調整は AIナレーションの作り方 に書きました。
③ AIアバター——人が話す動画を、撮らずに出す
本人の顔と声から一度だけアバターを作り、あとは文章から「その人が話す動画」を作る方法です。
- 向く内容:話が主役のもの。解説、紹介、お知らせ、よくある質問
- 向かない内容:その場の出来事を見せるもの。店内の様子や手元の作業は、実際に撮った映像が要ります
- 注意:「撮影ゼロ」ではありません。 アバターを作るための撮影が最初に1回だけ必要です。正面から話す2分以上の動画と、本人の同意を示す動画を撮ります
- 注意:投稿するときにAIで作った動画である表示が必要です(TikTok・YouTube・Metaの3社のルール)
できること・できないことの詳細は AIアバター動画とは に整理しました。
④ 生成動画——映像そのものをAIで作る
指示文から映像を作る方法です。実在しない風景や抽象的なイメージを作れます。
- 向く内容:イメージカット、つなぎの映像、抽象的な表現
- 向かない内容:自社の商品・店舗・人。実在するものは生成では再現できません。似て非なるものが出ます
- 注意:本物に見える人・場所・出来事を作った場合は、投稿時の表示が必要です
単独で1本を成立させるより、①〜③の差し込み映像として使うほうが現実的です。
どれを選んでも消えない工程
撮影をなくしても、次の3つは残ります。ここを誰がやるかを決めないと、結局止まります。
| 残る工程 | なぜ消えないか |
|---|---|
| 何を話すか決める(企画) | 撮り方の問題ではないので、撮影をなくしても減りません。投稿が止まる原因の多くはここです |
| 台本を書く | 話す順番と言い回しは、人かAIかに関係なく誰かが決めます |
| 業種ごとの広告の決まりの確認 | 薬機法・医療広告ガイドライン・景品表示法などは、話す中身にかかります。作り方は関係ありません |
「撮影をなくす」だけを目的にすると、この3つが丸ごと自社に残ります。 投稿が続かない理由が撮影ではなく企画だった場合、撮影をなくしても状況は変わりません。原因の切り分けは SNS投稿が続かない本当の理由 に書きました。
選び方の順番
次の順で考えると決まります。
- 話が主役か、見せるものが主役か。 話が主役 → ③ AIアバター/見せるものが主役 → ① 既存素材
- 素材が手元にあるか。 無い → ② スライド+ナレーション か ③ AIアバター
- 人として覚えてもらいたいか。 そうなら ③(画面に人が出ます)
- 月に何本出すか。 月10本を超えるなら、台本と編集を含めて任せられる形を探したほうが、1本あたりは下がります
費用の比べ方は AIアバター動画の費用——3通りに分けて考える に分けて書きました。
まとめ
- 撮らずに作る方法は 4つ(既存素材の編集/スライド+ナレーション/AIアバター/生成動画)
- 公開されている相場は、編集のみ 1本1万〜3万円/企画〜編集(撮影なし)1本3万〜8万円
- AIアバターは「撮影ゼロ」ではありません。最初の1回だけ撮影が要ります
- どれを選んでも、企画・台本・広告の決まりの確認は残ります
- 投稿が止まる原因が撮影でないなら、撮影をなくしても状況は変わりません
当社の アバティファイ は、③のAIアバターで、台本づくりから編集・広告の決まりの確認まで引き受ける形です。撮影は最初の1回だけで、以降はメッセージを送るだけで動画が届きます。
この記事についてよくあるご質問
撮影なしで作ると、安くなりますか?
撮影の段取りぶんは減ります。公開されている相場では、編集のみ(素材あり)が1本1万〜3万円、企画から編集まで(撮影なし)が1本3万〜8万円とされています。ただし台本を書く時間と、投稿のための確認は残ります。
撮影なしでも、人が話す動画は作れますか?
作れます。AIアバターを使う方法で、本人の顔と声を最初に1回だけ記録すれば、以降は文章から話す動画を作れます。ただしアバターを作るための撮影は1回必要です。
手元の素材が何もない場合はどうすればいいですか?
スライド+ナレーション、またはAIアバターになります。どちらも「何を話すか」を決める作業は残るので、台本づくりを含めて任せられる先を探すのが早道です。
撮影も編集も、まるごと任せませんか?
アバティファイは、メッセージを送るだけでご本人のAIアバターが話すショート動画をお届けします。撮影は最初の1回だけ。台本づくりから編集、広告規制のチェックまで引き受け、ご依頼から5営業日で納品します。
7日間の無料トライアルをご用意しています。動画10本・費用はかかりません。まずは30分のオンライン打合せから。